Vol.1 mayumi
SMILEDOG主宰(人とペットの中医養生アドバイザー)/(一社)日本ペットマッサージ協会参事。アニマルハーブボール国際協会理事。刮痧国際協会動物施術部会理事 【資格】●(一社)日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピスト●(社)日本ペットマッサージ協会認定&中国伝統獣医学国際研究培訓センター認定 ペット東洋医学アドバイザー●ペット薬膳国際協会認定ペット薬膳管理士●CACIO認定ペット東洋医学スペシャリスト●刮痧国際協会認定中医アドバイザー 他 その他、海外セミナー、イベント等も多数開催及び参加。
音楽教室の先生、そして
飲食業の仕事を
バリバリこなしていた20代
将来は「エレクトーンの先生になりたい!」と、小学校の卒業文集に書いた私。夢はぶれることなく、高校卒業後は音楽専門学校に通うために上京。1年間の専門学校後、すぐには夢はかなわず、楽器店と叔父が経営していた中華料理店でのバイトを掛け持ちしながらレッスンを続けました。上京して3年たち、ようやく晴れて「エレクトーンの先生」になることができ、20代は音楽教室の先生として楽しい時間を過ごしていました。
でも、もともと好奇心旺盛な私。ずっとこのまま同じ仕事を続けていくのかな?……と、思い始めた矢先、叔父から「新店舗を出したいから右腕になってほしい」という話が。こうして30代は、バリバリ飲食業のお仕事をしていました。
M・ダックスのアーミー、そして
ホリスティックケアとの出会い
そのころ叔父の家にやってきたのが、M・ダックスのアーミーです。でも、子どもたちに犬アレルギーでぜんそく症状が出てしまい、生後6カ月のアーミーを、近所に住んでいた私が引き取ることになりました。 朝晩ごはんをあげて、お散歩、アーミーがいるだけで笑顔になれる毎日。アーミーと出かけたくて車も購入!海に山に、その頃はまだ少なかったDogCafeにも行きました。でも、楽しい時間はあっという間。アーミーは7歳になり、こんなに元気なのにシニア?と思いました。
そのころから、もし急に病気になったら? 私に何ができる? そう思ったのがきっかけで「ホリスティックケア」を知りました。 手作りごはんやマッサージ、アロマ、ハーブなどを勉強して、できることを取り入れた生活に。
してあげられることを、全て
そんなある日、突然の発作を起こしたアーミーを病院へ連れて行くと、「僧房弁閉鎖不全症」との診断。理解のある先生と出会うことができ、お薬も飲ませていましたが、手作りごはんやマッサージ、アロマやハーブでのケアを応援して頂き、いろいろしてあげることができました。
残念ながらアーミーは10歳の誕生日前に虹の橋へと旅立ってしまいました。一緒にお出かけして、いっぱい笑って、遊んで、いろんな話を聞いてもらったアーミーがいなくなってしまったことは、本当に悲しかった。でも、しばらくして気づきました。悲しいけれど、後悔はなかったんです。それは、自分にできることは全てしてあげられたから。ちょうど「ペットロス」という言葉を聞くようになった頃でした。
海外へも活躍の場が広がっています
そんな経験がきっかけで、まだまだ知られていないペットマッサージやホリスティックケアに関することを伝えるお仕事をしていきたいという気持ちが日に日に強くなり「SMILEDOG」を立ち上げました。愛犬同伴のペットマッサージなどの講座を開催したり、専門学校の非常勤講師や台湾での講座開催など幅広くお仕事させて頂いてます。
アーミーとの生活がきっかけでさまざまなことを学び、経験し、それを活かしていきたいという気持ちで、現在はペット業界でお仕事させて頂いてます。アーミーはずっと心の中で生き続け、いつも一緒にいて応援してくれています。そして二代目マルシェからもたくさんの教えをもらいながら楽しくお仕事出来ることに感謝しています。
SMILEDOG